ゴルギーの雑想
The thoughts of Gorgy

楽天証券 単元未満株取引「かぶミニ」開始!

楽天証券から2023年”春”に単元未満株の取り扱いを開始するとの発表がありました。楽天証券では単元未満株取引を「かぶミニ」という商品名で提供するようです。
”春”ってもうすぐやけどいつやねん!というのはさておき、「かぶミニ」にはメリットとデメリットがあるようです。

⇒ 楽天証券「かぶミニ™(単元未満株取引)」開始のお知らせ(2023年春)

「かぶミニ」のメリット

単元未満株取引については他社でも扱っていますのでその良し悪しはここでは触れませんが、楽天証券「かぶミニ」ならではのメリットについてまとめます。

・リアルタイム取引が可能
他社は注文を出しても寄付や引けでしか約定しませんが、「かぶミニ」ではリアルタイムで注文が成立します(一部銘柄のみ)。

・手数料が安い
買い付け手数料が無料というのは他社にもありますが、売却手数料11円/回というのは最安値ではないでしょうか(SBIネオモバイルネオモバイル証券除く)。

・楽天ポイントが使える
楽天ポイントを持っている人だけのメリットですが私は楽天経済圏いますのでありがたいです。

「かぶミニ」のデメリット

・取扱銘柄が少ない
リアルタイム取引ができるといってもサービス開始当初は100銘柄のみの予定です。
寄付取引も当初は1000銘柄だけの予定だそうです。東証プライムだけでも1800銘柄を超えているのでどういう銘柄が取り扱われるのかがポイントですね。

・取引時にスプレッドがつく
「かぶミニ」で売買時には手数料以外に市場価格に0.22%のスプレッドがつきます。例えば市場価格が1,000円とすると、購入時は1,002円、売却時は997円が約定価格になります。1円未満は切り捨てです。

・PCサイトでのみ取扱い
大きなデメリットでありませんが、売買可能なのはPCサイトのみでスマホで取引したい場合はスマホからPCサイトにログインする必要があります。

「かぶミニ」総評

将来的には改善されるのでしょうがいろいろ準備不足で、待ってられずに最低限整ったのでスタートするという感じですね。開始時期すら明言されていませんし。。。
私はNISAが楽天証券ですので「かぶミニ」の登場は大きなメリットです。
私が単元未満株を購入しているSBIネオモバイル証券はSBI証券に統合されメリットがなくなるのでどうしようかな、いっそSBI証券にNISAを移そうかなと思っていたところに「かぶミニ」の登場です。
少なくともこの施策で私は楽天証券のNISA口座を継続することになりそうです。私の口座など大した額じゃありませんが一人の顧客が踏みとどまりましたとさ。