ゴルギーの雑想
The thoughts of Gorgy

法務局からの通知

ある日、三重県のある地方法務局から突然通知が届いた。

宛名を見ると、なんじゃこりゃ!またややこしいものが届いた。。。
その宛名とは、「◯◯●●様相続人□□■■様相続人△△▲▲様」。
別に宛名は「△△▲▲様」だけでいいんじゃないの?と思いますが、宛名の意味としては、妻の母方の祖父である◯◯●●の相続人である□□■■(妻の母)の相続人である△△▲▲(妻)に届いたものです。そこまで追いかけて法務局が送ってくるものって一体なに?!

嫌な予感と妙な期待がないまぜになりながら封を切ると、現在、法務局である地域の「登記所備付地図」というものを作成している。もともとの地図(公図)は明治時代に作成された精度の低いもので現状と一致しないことがあるのため、現代の高度な技術を用いて精密な測量を行い、精度の高い地図を作成する。ついては土地名義人の相続者としてその測量に当日に立ち会ってほしいというもの。

はぁ?何それ?
とりあえず、書かれている住所地をGoogleストリートビューで見てみる。
妻に聞くと、そこは母の生家で、いまは従兄弟が敷地内に家を建てて住んでいると思うとのこと。ストリートビューでは敷地に古家が3棟建っているのがわかるものの、どれも住んでいなさそう。住んでいればこの連絡は来ないのかもしれませんが。。。

って、相続登記されてないの!?
我が家は、昨年妻の父方の祖父名義の不動産を1年以上かけて処分したばかり。その顛末は別サイトの相続登記を自分でする方法に書きましたが、相続登記もさることながら家財の処分に辟易とした記憶が冷めやらない中、今度は母方です。
モチベーションは激低!しかも今度は相続権ある人が多くて大変。相続登記の経験者としては、考えただけでげんなりです。

妻の兄のもとにも同じ通知が届いたので、法務局は戸籍から相続者全員にこの通知を送ったものと思われます。うちだけじゃなく、地域一帯なので法務局もかなりのパワーをつぎ込んでいます。この事業は2年半かけて行うようで、津波で土地境界がわからなくなったときのことを念頭に置いているようです。

さて、そもそも名義人の祖父(◯◯●●)には子が7人いて、存命なのは1人だけ。相続人のほとんどは孫の世代に移っていて10人以上います。中には連絡先がわからない人もいます。

どうするのこれ?